子宮に筋腫がある場合ですが、子宮の表面を覆っている子宮内膜にだだれのような症状が起きることが多く、この部分は細菌感染が起きやすい状態になります。

このような状態になった場合は、月経時の帯下(おりもの)が黄色みをおびて量もいちじるしく多くなります。また、月経周期も不規則になったり、常におりものがあるような感じにもなります。

子宮筋腫の前触れとしては一般に、月経時にはこのような帯下が見られますので、おりものに変化があったり、出血量が多くなってくるなどしたら、筋腫の可能性もあるため、子宮筋腫の検査をすることが必要です。

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なお、子宮に筋腫ができても小さい場合は、その筋腫が直接の原因となって月経時にこれらの症状を引き起こすことは、ほとんどないといっていいでしょう。

また、医師からの診察で、筋腫の経過を見ていくと進められた場合ですが、筋腫の経過は、定期的に大きさの変化やガン検診もしていきますので、基本的にあまり心配することはないと思います。

医師の指示に従って、子宮筋腫の治療を受けていくことが一番です。子宮筋腫のことをよく知らずに、そのほかの病気の症状を、月経時の異変だけで自分勝手に見分けるのはよくありません。

医師の言うことを聞かずに、自分だけの判断により、大変な間違いが起こる危険性だってあります。必ず自己判断はしないようにして、定期的に医師の診察を受けるようにしていきましょう。

また、俗にいう「しこり」ができたことに気づいた場合、筋腫の可能性もありますが、急に触れるようになったしこりは、ある程度の早さで進行しているため、筋腫が大きくなっている可能性があります。

しこりが急激に成長していくようなら、卵巣腫瘍や子宮肉腫などの悪性の病気の可能性も考えられます。とにかく、早めに医師からの診察を受けるように心がけましょう。

子宮筋腫とは?

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子宮筋腫は、子宮の平滑筋と結合織線維に結節(筋肉の塊)ができる病気です。この、結節は良性の腫瘍で、他の臓器などに転移することは、ほとんどありません。

婦人科でもっとも多い腫瘍の病気で、特に30~40代の女性に多く見られます。ただ、成人女性の30%は子宮筋腫を持っていると言われるように、特に珍しい病気ではありません。

子宮筋腫の原因ははっきりしていないのが現状ですが、女性ホルモンが筋腫の発育に関係があると考えられています。筋腫の個数や大きさは人それぞれに違い、顕微鏡でようやく確認できるものから、数十cmのものまであります。

筋腫は、正常な筋層を押しながら、少しずつ成長していきます。子宮筋腫の種類は、発生する子宮の部位により、筋層内子宮筋腫、漿膜下子宮筋腫、粘膜下子宮筋腫に分けられます。

この中で、平滑筋の多い筋層内子宮筋腫が全体の90%を占めていて、膣部にできる粘膜下子宮筋腫はまれです。発生部位によっては、自覚症状がないこともありますが、子宮筋腫の主な症状は、月経困難症や過多月経になります。

なお、筋腫が大きくなれば、周囲の臓器を圧迫するため、貧血、めまい、などの症状がでることがあり、健康診断で貧血を指摘されて初めて子宮筋腫に気づくこともあります。

子宮筋腫は見つかっても特に症状がない場合は治療はせずに定期的な検診で、筋腫が大きくなったかどうか、症状が出てきたかどうかなど、子宮筋腫の経過観察をしていきます。

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子宮筋腫が見つかり、医師から治療が必要と判断された場合は、一般的な治療としては、症状の緩和をする薬物療法と筋腫を摘出する手術療法ががあります。

筋腫が大きくなって、圧迫症状が強くなったり、貧血が多く見られるような場合に手術が行われますが、手術療法には、筋腫だけを摘出して子宮を残す子宮筋腫核出術と、子宮全摘除術などがあります。